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体験談

自律神経失調症、抑うつ神経症

(M・S氏/女性・当時46歳/保育園勤務)

落ち込んでいた自分が嘘のよう

【症状】

「こんなことで本当に良くなるのだろうか」
税所先生との出会いで、私は生まれ変わりました。それまでの私は本当にわがままで、自分の都合しか考えない人間でした。今は、家族や周囲の人に対する見方が変わり、また、色々なことを素直に感謝できるようになりました。

保育園に勤めて15年、今では園長の補佐役で、20名ほどの職員の長です。自分で言うのもおかしいのですが、仕事もそつなくこなし、一応社会的な地位もありますし、人一倍がんばってきたという自負がありました。

ところが、保育園ですから若い人が次々に入ってきて、だんだん話が合わなくなってきて、疎外感を感じるようになりました。人間関係のややこしさを改めて思い知ったのです。 いつのまにか、気分が暗く落ち込むようになりました。同時に、頭痛や吐き気に襲われ、不眠に陥り、どうしようもなくて、精神安定剤や睡眠薬を常用するようになりました。 眠りについても、悪夢にうなされて2時間ほどで目が覚めてしまいます。その日は一日中憂うつで、頭にもやがかかったようになりました。それでも、そのことにとらわれすぎないよう、気分転換につとめたりもしました。

身を粉にして一生懸命働いてきたのに、なぜこんな目に合わなければならないのだろう。そんな気持ちばかりがよぎります。今思えば、「なぜ、こんな目に.......」という考え方自体が間違っていたと思います。

神経科の病院に行くと、自律神経失調症、そして抑うつ神経症と診断されました。何もしないで、ただ神経を休めるように言われ、保育園に休職届を出しました。

気分転換に書店に立ち寄った時、税所先生の本を見かけたのです。読んで大変感銘を受け、早朝散歩と体操、ヨーガ、誓ひ、早速本のとおりに実行しました。朝は4時半に起きることができるようになり、新しい生活のリズムを組み立てることから始めました。

しかし、本だけではひとりよがりのような気がしましたし、また、何もしないで神経を休めるだけで本当に病気に立ち向かうことができるのか、と時々疑問にとらわれたりしたこともあり、やはり一度税所先生を訪問してみることにしました。

【治療経過・所感】

カウンセリングを受け、きちんと私にふさわしい実践方法を教えていただき、新たな気持ちで一から早朝散歩を行ないました。

朝の汚れのない空気は、ぐちゃぐちゃになった心をきれいに洗い溶かしてくれるようでした。そして、早朝散歩を続けながら、自分自身のことについて、色々思いめぐらすようになったのです。責任感が人一倍強く、一生懸命に仕事をやっていた反面、それを口実に色々なことから逃げていたのではないかと反省することも沢山ありました。

特に、主人とのことを考えると、胸が痛みました。
主人がずっと変わらず私や子供達を愛してくれていることを知ってはいても、私は多分心から感じていなかったと思うのです。主人は、私が忙しい時はできる範囲で家事を手伝ってくれましたし、子供達が親離れする時期には反発を浴びながらも、温かく見守ってくれました。にもかかわらず、私はその主人の気持ちの上におごりたかぶって、主人を傷つけるような言動を繰り返してきたのです。子供に手がかからなくなったら、離婚しようかとさえ思ったほどで、主人を心から愛することができなかったのです。

毎日散歩を重ねていくうちに、主人に対して申し訳なかったという気持ちと、それ以上に感謝の気持ちがわいてきて、誰よりも素晴らしい男性だったと改めて見直すようになったのです。今まで気がつかなかった自分の身勝手さ、それをいつも支えてくれていた主人。なぜこんな目に、と思っていた自分は、本当はとても幸せ者だったことに、やっと気づくことができたのです。

休職していた保育園を辞め、前から話のあった保育園に転職しました。新たな気持ちで保育というやりがいのある仕事に取り組み、毎日はりきっています。 

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